(c)Merie Wallace, courtesy of A24
選考基準
2018年も7月に入り、半分が過ぎ去りました。
ここで恒例の、上半期を振り返ったベスト企画をお届けします。
何本選出するか、新作か旧作か、劇場で観たかそうでないか等の選出基準はすべて各レビュアーにお任せ。
そういうわけで巷の上半期ベスト10的な企画とはだいぶ毛色が違うと思いますが、お楽しみいただけたら嬉しいです。
館長の選考基準
「2018年ベスト10」も恐らく必ずやると思うんで、その候補作の仮リストアップ的なノリで選びました。なので順位はつけないでおきます(といいつつ今のところ一番好きな作品をアイキャッチ画像にしました)。
邦画と洋画を分ける意味はほとんどない(特に、日本以外の全世界を洋画で人括りにする意味が見いだせない)ことは自覚しつつ、たまたま良かった作品が邦洋5本ずつだったんで、便宜的にそれぞれのベスト5という形で挙げさせていただきました。
上半期で観た映画は110本でしたが、うち劇場で観た76本。そのうち新作61本を選考対象としました。
なお、作品名の赤字は本サイトの館長日記に書いてある簡単な感想と、青字は同じく本サイトのレビューとリンクを貼っています。気になった作品がありましたら作品名をポチっと押してご覧くださいませ~。というわけで各作品のコメントは省略(手抜き)。
というわけで邦画ベスト5(観た日にち順)
1月30日鑑賞『勝手にふるえてろ』
(監督:大九明子)
@シネ・リーブル池袋
2月18日鑑賞『霊的ボリシェビキ』
(監督:高橋洋)
@ユーロスペース
4月9日鑑賞『素敵なダイナマイトスキャンダル』
(監督:冨永昌敬)
@テアトル新宿
5月28日鑑賞『孤狼の血』
(監督:白石和彌)
@丸の内TOEI
6月21日鑑賞『万引き家族』
(監督:是枝裕和)
@新宿バルト9
続きまして洋画ベスト5(同じく観た日にち順)
2月27日鑑賞『花咲くころ』
(監督:ナナ・エクフティミシュヴィリ/ジモン・グロス)
@岩波ホール
4月10日&5月17日鑑賞『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
(監督:スティーヴン・スピルバーグ)
@TOHOシネマズ日本橋&角川シネマ新宿
4月28日鑑賞『さよなら、僕のマンハッタン』
(監督:マーク・ウェブ)
@丸の内ピカデリー
5月14日鑑賞『君の名前で僕を呼んで』
(監督:ルカ・グァダニーノ)
@TOHOシネマズシャンテ
6月11日鑑賞『レディ・バード』
(監督:グレタ・ガーウィグ)
@TOHOシネマズシャンテ
選外
今回ベスト10には入れませんでしたが、年間ベスト10を選ぶ時に再検討するかも、の10本
1/13:カンフー・ヨガ(スタンリー・トン)
2/10:スリー・ビルボード(マーティン・マクドナー)
2/18:苦い銭(ワン・ビン)
3/27:ラッキー(ジョン・キャロル・リンチ)
4/09:ちはやふる -結び-(小泉徳宏)
4/24:ワンダーストラック(トッド・ヘインズ)
5/31:フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(ショーン・ベイカー)
5/31:恋は雨上がりのように(永井聡)
6/15:それから(ホン・サンス)
6/18:犬ヶ島(ウェス・アンダーソン)
番外編
選考対象から外した、劇場で鑑賞した旧作15本から(これを選ぶのに一番悩んだけど)5本。
早春(イエジー・スコリモフスキ:1970年)
フルスタリョフ、車を!(アレクセイ・ゲルマン:1998年)
牡牛座 レーニンの肖像(アレクサンドル・ソクーロフ:2001年)
アデル、ブルーは熱い色(アブデラティフ・ケシシュ:2013年)
ラスト・ワルツ(マーティン・スコセッシ:1978年)
以上でーす。
下半期は主催する予定の上映会がいくつかあるので上半期ほど映画は観れないかも。
というわけで上映会にお越しいただけると嬉しいですっ!
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