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青い時間。おしゃべり『レネットとミラベル/四つの冒険』

青い時間。おしゃべり『レネットとミラベル/四つの冒険』

©Les Films du Losange/C.E.R 仙台にある実家から歩いて15分のところに「フォーラム仙台」という映画館がある。 本作は、帰省している折にその映画館に部屋着のままふらっと観に行ったものであるが、そういう感じで観るのに相応しい「軽やかさ」を身にまとった作品だ。 『緑の光線』を撮り終えた直後、編集もそ...

ダンス・ダンス・ダンス『山河ノスタルジア』

ダンス・ダンス・ダンス『山河ノスタルジア』

C)Bandai Visual, Bitters End, Office Kitano 僕は映画の中のダンスに過敏に反応してしまう傾向があり、ゆえに印象的なダンスシーンが3つも存在する『山河ノスタルジア』には相当心を揺さぶられた。 本作は、過去(1999年)・現在(2014年)・未来(2025年)と、時代で区切った3パ...

胸キュンの回転寿司へようこそ『君の名は。』

胸キュンの回転寿司へようこそ『君の名は。』

(C)2016「君の名は。」製作委員会 映画の観方として。 私は原則的に、映画というものに「胸キュン」を求めない。なので映画を鑑賞中に胸キュンが始まったら、感受性のスイッチを切って無心になるか、目をつぶって視覚的に胸キュンを排除し、胸キュンの影響を受けないようこれ努める。 実のところ、多くの映画において胸キュンは作品を...

遠い国の昔話と片付けることなかれ『チリの闘い』

遠い国の昔話と片付けることなかれ『チリの闘い』

(C)1975, 1976, 1978 Patricio Guzman 本作の監督であるパトリシオ・グスマン作の『光のノスタルジア』と『真珠のボタン』を上映会で扱わせていただいた。 この2作品は、独裁者ピノチェトによって夥しい人々が収容所に送られ苛烈な拷問を受け命を落としたことを、宇宙的視野で淡々と見つめている。 その...

タイトルに惑わされないで『ヤング・アダルト・ニューヨーク』

タイトルに惑わされないで『ヤング・アダルト・ニューヨーク』

(C)2014 InterActiveCorp Films, LLC.  名は体を表すというが、邦題となると必ずしもそうではない。かつて激似のタイトルとは全くの別作。確かに「ニューヨークの大人になれないオトナたち」のイメージだし、原題”While We’re young”にも近いニュアンスだが、...

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