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「とら猫 aka BadCats」が選ぶ2017年上半期ベスト5

「とら猫 aka BadCats」が選ぶ2017年上半期ベスト5

2017年の前半は息をするだけで終わってしまった気がする。とても悲しい。 映画もあまり観れなかったが、そんな中でも印象に残った上半期のベスト5を選んでみもした。否、みました。 第5位『ファウンド』 (監督:スコット・シャーマー) @ヒューマントラスト渋谷 ホラーマニアで殺人鬼の兄と、いじめられっ子の弟が繰り広げる、陰惨…
kiki が選ぶ上半期ベスト5

kiki が選ぶ上半期ベスト5

上半期は合計で56本見た。うち49本が劇場鑑賞、残り7本がDVD鑑賞。 結構見たなあ。劇場で見た数でいうと、今までで一番多い。それでも「見足りない」と思いつづけるのだから、困ったものである。 さて、ベスト5。 それが結構難しく(せめてその倍は選びたい!)、かつ決める時によって変動するのだが、ひとまずは以下のようになった…
「poco」が選ぶ2017年上半期ベスト5

「poco」が選ぶ2017年上半期ベスト5

©2016CTMG 並べてみると大作系が多いなという結果になりました。 第5位『ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー』 (監督:ダニエル・レイム) @YEBISU GARDEN CINEMA 素敵な夫婦のドキュメンタリー作品。夫が絵コンテ作家で妻がリサーチャーという老夫婦の記録です。ハリウッド作品の有名なシー…
光『昼顔』

光『昼顔』

(C)2017 フジテレビジョン 東宝 FNS27社 一切見ていないTVドラマの続編を劇場で観ても楽しめるはずもないし、2006年に観た西谷弘監督の『県庁の星』を当時の僕はまったく楽しめなかったので通常なら当然パスするところなのだが、ついふらっと劇場に足を運んでしまったのは運命のイタズラというか、そもそもたかが映画、そ…
むちゃくちゃな世界『メビウス』

むちゃくちゃな世界『メビウス』

(C)2013 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved. 母が父の浮気に対する嫉妬に狂って息子のペニスをちょん切ってしまいました、というお話。 ペニスが切られるという感覚に直接に訴えてくる激痛感が強烈だ。 が、それ以上に、自分のコアな部分が永遠に葬り去られてしまったのような精神的なダメ…
人はいつか大人になるのだ『光陰的故事』

人はいつか大人になるのだ『光陰的故事』

(C)CENTRAL PICTURES CORPORATION 台湾の1960~80年代を背景に、小学生→中学生→大学生→若い社会人夫婦と変遷してゆく4つの物語を描いたオムニバス。 第1話は、なぜか周囲の大人とも子供ともウマが合わず孤独感を醸し出している小学生の男の子の話で、胸がキュッと締めつけられるようなビターな一遍…
「館長」が選ぶ2017年上半期ベスト5

「館長」が選ぶ2017年上半期ベスト5

7月1日に『シーモアさんと、大人のための人生入門』の上映会も無事終わり(いや、アクシデントありでしたが)、上映会前の約2週間準備に追われて映画を観に行けなかった欝憤を晴らすべく、7月に入ってから観まくっている館長です。 2017年も半分が過ぎ去りましたので、恒例の上半期ベスト5の特集をやらせていただきます。 選考対象は…
本質へ。『シーモアさんと、大人のための人生入門』

本質へ。『シーモアさんと、大人のための人生入門』

(C)2015 Risk Love LLC 自宅でひとりピアノを弾いているシーモア。 ああでもないこうでもないとひとりごちながら、正しい演奏に近づくべくひとつひとつ問題をクリアしていく。 この冒頭シークエンスからたちまち「求道」の凄みが伝わってくる。 パンフレットに書いてあるが映画では描かれていないエピソード。 シーモ…
不意打ちに見るかすかな希望『彼女の名はサビーヌ』

不意打ちに見るかすかな希望『彼女の名はサビーヌ』

若かりし頃の美しく快活なサビーヌと、別人のように太って目も虚ろな現在のサビーヌが交互に描かれる。それはもう徹底的に残酷なほどに「対比」されている。 精神病院に拘束され、強力な薬を飲まされたことで身体の様々な機能が損なわれた結果が今のサビーヌの姿なのだが、現在彼女が暮らしているのはひとまずは丁寧なケアが施されていると思わ…
免罪符『ゴールド 金塊の行方』

免罪符『ゴールド 金塊の行方』

Photo by Lewis Jacobs ドラマや映画には「BASED ON TRUE STORY」いうのがある。いわゆる実録モノに相当する。自伝ものに多く『 ダラス・バイヤーズクラブ』(2013)、『マイ・レフトフット』(1989)はフィクションの部分がないわけではないが少な目だ。一方これより少しゆるいのに 「IN…
最悪の選択が最良の選択になるということ『光をくれた人』

最悪の選択が最良の選択になるということ『光をくれた人』

(C)2016 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC 子供の授からない夫婦がたまたま流れ着いてきた赤ちゃんを自分の子として育てるという「過ち」を犯すことから、胸の引き裂かれるような悲劇に発展していく本作。 そのまま黙って秘密を墓場まで持っていくという選択肢もあったかと思う。僕もそれでいいん…
ひと夏の輝き『20センチュリー・ウーマン』

ひと夏の輝き『20センチュリー・ウーマン』

(C)2016 MODERN PEOPLE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED. 1979年、夏。 冒頭の海岸の俯瞰ショットが美しいサンタバーバラ。 のんびりと風が流れるカリフォルニアの地方都市にも、当時隆盛を誇ったパンクの轟音が響き渡っている。 1924年生まれのドロシアは、設計士として自立しているシ…
生きる歓び『パティーとの二十一夜』

生きる歓び『パティーとの二十一夜』

(C) 2015 Arena Films, Pyramide Productions, Canal+ “映画”の範囲内であれば割とどんなものでも好きなので、ジャンルが偏ってしまわないように気をつけて見ている。とはいっても好き嫌いははっきり分かれる。自分が好きになれる映画を見ることのできた帰り道は、足取りは明らかに違う。…
街が泣いてた『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

街が泣いてた『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

(C)2016 K Films Manchester LLC. All Rights Reserved. 男は酒場で『酒と泪と男と女』のように振舞っていても、切ないくらいに真面目で不器用、身内と思う人には何を言われてもキレないのに、赤の他人には些細なことでキレる。心を苛んでいるのは罪の意識だが意外にも自覚はない。根無し…
実在の中の不在『パーソナル・ショッパー』

実在の中の不在『パーソナル・ショッパー』

(C) 2016 CG Cinema, Vortex Sutra, Sirena Film, Deltafilm, Arte France Cinema アサイヤスの作品は初めて見たのだが、面白かった。サイコスリラーというジャンル映画でもありながら、モウリーン(クリステン・スチュワート)というひとりの人間としての存在を…
拒絶と選択『害虫』

拒絶と選択『害虫』

公開から15年経った作品だが、あるキッカケで観直すことになり、鑑賞後のやり切れない気持ちに収まりがつけられずに困惑した。15年前はどう対処したのだろう?まったく憶えていない。 主人公サチ子は、小学6年生で担任の教師との恋愛を経験する。 やがて教師は秋田の原発で働くことになり、父は自殺し母は自殺未遂… 「悪い虫」がぶんぶ…
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