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もう8月ですが、今年前半(6月まで)劇場でみた作品のベスト10です。やっとこさです。
洋画107本、邦画30本の計137本から選びました。邦画はベスト5と次点、洋画はBEST10と次点作品にしました。
とりあえずなので、今後TVなどであらためてみると順位は変わることもあります。
まずは邦画BEST5と次点 ちょっと考えました。
1位「モリのいる場所」(監督:沖田修一) @シネリーブル池袋
作品の中に流れる時間が実に心地いい。全てを受け止めるこの家は生き物です。
2位「万引き家族」(監督:是枝裕和) @TOHOシネマズ新宿
言葉に頼らない、仕草や周囲の雰囲気で伝える感情が波動になり心に押し寄せます。
3位「カメラを止めるな!」(監督:上田慎一郎 ) @シネマ・ロサ
日本映画史に残るインディ作品になるのは必至。これでもかと笑わせます。
4位 「馬の骨」(監督:桐生コウジ)@テアトル新宿
明日が今日と変わりなさそうでも、気の持ちようで全ては変わるんです。素敵です。
5位「海を駆ける」(監督:深田晃司) @テアトル新宿
SFチックでも人間ドラマが際立つ。不思議かつ現実的でもあるちょっと辛口ファンタジー。
次点 「恋愛依存症の女」(監督:木村聡志 ) @シネマ・ロサ
199分ながら全く長さを感じない。淡々とした日常たちの結実はどこへ向かうのでしょうか。
続いて洋画BEST10は、くしくも女性が主役の作品が上位にランクインしました。
1位「アイ・トーニャ 史上最大のスキャンダル」
(監督:クレイグ・ギレスピー /アメリカ) @TOHOシネマズ新宿
フィギアスケート界のあの事件にも絡む実録モノ。誰にも共感できなくとも見入ってしまいます。
マーゴット・ロビー、ノッてます。出演者皆、好演&怪演です。
2位「スリー・ビルボード」
(監督:マーティン・マクドナー /イギリス) @TOHOシネマズ新宿
名優3人への当て書きと思える作品。やっぱりサム・ロックウェル、あんたはエラい!!
3位「女は二度決断する」
(監督:ファティ・アキン /ドイツ) @ヒューマントランスシネマ有楽町
前中後半で趣の変わる展開。主人公の思い、心情の変化が手に取る様に伝わってきます。
4位「レディ・バード」
(監督:グレタ・ガーウィグ /アメリカ) @TOHOシネマズシャンテ
監督の自伝的作品。サーシャ・ローナンのはまり様は、監督が嫉妬していると思える程。
5位「殺人者の記憶法」
(監督:ウォン・シニョン /韓国) @シネマート新宿
アルツハイマーの元連続殺人鬼。ありそでなかった設定。その発想力からして拍手モノ。
6位「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
(監督:スティーブン・スピルバーグ /アメリカ)@新宿ピカデリー
70-80年代作品が想起されるやや昔の雰囲気ながら,今でも充分通用しています。
7位「正しい日 間違えた日」
(監督:ホン・サンス /韓国) @ヒューマントラストシネマ有楽町
キム・ミニ、それはずるいよと思っても可愛い。そらあ監督も夢中になるはずです。
8位「ロング・ロングバケーション」
(監督:パオロ・ビルツィ /イタリア) @TOHOシネマズ日本橋
ヘレン・ミレン、ドナルド・サザーランド、この2人のやりとりだけ取っても見物です。
9位「バーフバリ 王の凱旋」
(監督:S・S・ラージャマウリ /インド) @新宿ピカデリー
言わずと知れた超ロングランヒット作!あのMARVEL作品より泥くさく、更に大げさ!
10位「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」
(監督:ショーン・ベイカー /アメリカ) @新宿バルト9
素人っぽい演者に囲まれたウイリアム・デフォー。あの名優がすっかり溶け込んでます。
「シェイプ・オブ・ウオーター」(監督:ギレルモ・デル・トロ /アメリカ)
「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」(監督:マイケル・ショウォルター /アメリカ)
「ブラック・パンサー」(監督:ライアン・クーグラー /アメリカ)
「リメンバー・ミー 」(監督:リー・アンクリッチ /アメリカ )
「グッバイ・シングル 」 ( 監督:キム・テゴン /韓国 )
「君の名前で僕を呼んで 」(監督:ルカ・グァダニーノ /伊仏伯米合作 )
「ワンダー 君は太陽」(監督: スティーブン・チョボウスキー/アメリカ)
「ダンガル きっと、つよくなる」(監督:ニテーシュ・ティワーリー /インド)
「心と体と」(監督:イルディコー・エニェディ /ハンガリー)
「それから 」(監督:ホン・サンス /韓国 )
「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 」(監督:ジョー・ライト /イギリス)
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