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仙台に未来の映画館を創る『館長日記』と『シネマレビュー』

特別企画

kiki が選ぶ上半期ベスト5

上半期は合計で56本見た。うち49本が劇場鑑賞、残り7本がDVD鑑賞。
結構見たなあ。劇場で見た数でいうと、今までで一番多い。それでも「見足りない」と思いつづけるのだから、困ったものである。

さて、ベスト5。
それが結構難しく(せめてその倍は選びたい!)、かつ決める時によって変動するのだが、ひとまずは以下のようになった。
ランキングはつけられないので、あいうえお順。

『パーソナル・ショッパー』(オリヴィエ・アサイヤス、2016)
クリスティン・スチュワートの動作ひとつひとつに見惚れてしまう。「一見するとジャンル映画」という性質を持つ映画が好きなので、サイコスリラー的な側面も、そのほかの考えうる映画の側面も、どちらから見ても良い映画だと思った。

『ハルチカ』(市井昌秀、2017)
奇妙な青春映画だった。ラストのあのしつこさからの大団円、見ていて楽しくないわけがない。あと環奈ちゃんがかわいい。
出演者の某事件により DVD にもならず、ファンの間でカルト的な存在として語り継がれるべきである。
(と思ったら、無事 DVD は発売される模様)

『バンコクナイツ』(富田克也、2016)
映画監督が母国以外で撮る映画がとにかく好きだ。『バンコクナイツ』も、もちろん外せず。
「外国人」であるにも関わらずその視点だけに留まらない、重厚な作品だった。

『未来よ こんにちは』(ミア・ハンセン=ラブ、2016)
ユペールファンとしてはやはり外せない。様々な予期せぬ出来事が起ころうとも自律性を保ち、しかし自分の直感は否定しない姿を見て、素直にそうなりたいと感じた。
あと、女性が歩き回る映画はとても良い。

『ローラーとバイオリン』(アンドレイ・タルコフスキー、1960)
ケイズシネマのタルコフスキー特集で見た。『僕の村は戦場だった』に繋がるような映像の詩的表現、そしてその後の作品の原型であるような水や反射する光、鏡のイメージ。かみさまは生まれたときからかみさまなのかしら、とつい思ってしまった。

さて、残念ながらあぶれてしまった5本をちょろっと挙げておくと、こんな感じ。
『クーリンチェ少年殺人事件』(エドワード・ヤン、1991)
『ムーンライト』(バリー・ジェンキンス、2016)
『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』(ガース・デイビス、2016)
『剃髪式』(イジー・メンツェル、1980)
『アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発』(マイケル・アルメレイダ、2015)

下半期の5本は難しくなりそうだ。6月に見た映画がどれも良かったから。
今年も半年、といってもあと5ヶ月、いろいろな作品と出会って、それを通じてもっと世界を知りたい!

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kiki aoki
本当は息を吸うように映画を見たいのだけれど、と思いながら毎晩眠りにつく。

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