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館長の立ち上げ日記

東京国際映画祭2018、2回目の訪問。

東京国際映画祭2回目の訪問は、移動時間計算の誤りにより、痛恨の遅刻!
おかげで、オリヴィエ・アサイヤスの『ノンフィクション』は冒頭を見逃すハメに。そもそも映画の開始時間に遅刻したこと自体が記憶にないくらい久しぶり。すごいおもしろかっただけに、ホント痛恨。

電子書籍をめぐる話題をベースとした作品です。2組の夫婦の浮気ネタが物語の推進力にはなっていますが、要はそれだけ。ただそれだけのことがなんでこんなにおもしろいのだろう?不思議でしかたないです。狭い部屋の中を巧みに人物をフォローする手持ちカメラのカメラワークとか、編集とかに依るところが大なんでしょう。が、わたしには技術的な分析能力が備わっていないんで、よくわかりません。死ぬまでに、こういうところがわかるように人間になれたらいいなあ。

終映後、次のプログラムまで間があったのでお茶でも飲みたいなと六本木ヒルズ内を徘徊してたら、ラウンジみたいなスペースを発見。しかし飲み物をオーダーしてから気づいたのですが、そこはプレスとか映画祭関係者用のカフェなのでした。いちおう一般人も利用可のようでしたが、居心地が悪いので急いでコーヒーを飲みほして5分で外に出てしまいました。

次のプログラムは、ツィビア・バルカイ・ヤコブ監督の『赤い子牛』という作品。知らない監督。イスラエル映画です。
東エルサレムへの入植者である、ユダヤ教聖職者の父とその娘を中心に描いたお話。夕闇が訪れるなかをコーランが響き渡る背景は雰囲気バッチシ。その環境下で、ユダヤ教を信望する人々を描くという構図が、パレスチナの現状を効果的に物語っているように思いました。もっとも、わたし個人は東エルサレムにおけるユダヤ人は侵略者という認識を持っているので、そこがずっとひっかかっていました。
上映後のQ&Aでは、厳格な宗教家を父に持つという社会規範と、そこからはみ出してしまう少女の愛のかたちが衝突していくさまを描くのが監督の意図だったと聞き、いちおう納得。こういうところが映画祭のおもしろいところですね。

Q&Aの最中にスマホを見たら、知り合いから「プレス用のカフェ」で見かけたとメッセージが入っていて、あのオロオロしている様を見られていたのかと思うと、ちょっと恥ずかしかったです。

『赤い子牛』上映後のQ&A。映画の完成後に監督とプロデューサー夫婦の間にお子さんが生まれたそうな。

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館長
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夢は映画館!と人前で言うようになってから20年以上が過ぎました。 時間が経つのは早いものです。 2014年にこのサイトを立ち上げ、2015年から仙台で上映会を開催し始め、今年2018年はいよいよ東京でも上映会を主催します。映画関連のイベントやワークショップにもあちこち顔を出してますが、相変わらず映画館ができる気配はありません。ひとまず本サイトのレビュー、もっと一所懸命書きます。フォローよろしくお願いします。

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