4月の終わりごろから準備してきた「いねむりシアター」。
東京で初めて開催する上映会に多少の不安はありましたが(目の肥えたお客さんに刺されるんじゃないかとか…)多くの方のご協力のおかげでなんとか無事幕を下ろすことができました。
会場準備のために三鷹に集合したのは朝の9時でしたが、既に太陽はガンガン照りつけています。
こんなに暑い中、お客さんは本当に来てくれるのでしょうか?(とかなんとか言ってますが、popcornのサイトで既に予約と料金徴収は済んでおります。なんてありがたいことでしょう)
準備は意外にサクサクと進み、わざわざ工程表を作って臨んだ勝利だなと自画自賛。
Cafe Hammockで賄い料理を作っていただき、みんなで食卓を囲むゆとりを持てるとは想定外でした。
久々の手料理、美味しかったです!
さてさて、第1部『アメリカの影』
つい3日くらい前まで予約1名という目を覆いたくなるような状況だったのですが、その後ポンポンと申込みが入り、どうにか8名での開催となりました。
終映後はお客さんたちとの交流タイム。
スクリーンを2面立てて、それに合わせてカーペットも2面敷いていたので、2グループに分かれてざっくばらんに語り合いました。
お客さんはこの時間を楽しみにしていることがよくわかりました。わたしも上映会に行くとしたら、来た人どうしで喋れるかどうか(かつ、喋りやすそうかどうか)を判断基準にしますし。
第2部は『殺しの烙印』
来場者は10名。動画撮影隊や産経新聞の取材の方も入っていたので、会場はけっこう埋まった感があります。
途中動画が止まるという、全身が凍りつくようなアクシデントもありましたが、その後はどうにか動いてくれて胸をなでおろしました(ご来場いただいたみなさま、本当に申し訳ありませんでした)。ストリーミング上映の最大のリスクがこれです。どう対策を打つか?喫緊の課題ですな。
第2部終映後の交流タイムも大いに盛り上がって、30分の予定が1時間以上も語り合ってしまいました。嬉しい誤算です。
仙台での上映会もそうだったのですが、ToDoを後回しにする性格ゆえ上映会の前日にやることが山積みになっていて、睡眠不足で本番に臨むという事態は相も変わらず、最後はフラフラになりました。
が、埋もれた名作を一人でも多くの人に観て欲しいという自分の欲求も満たせたし、「居眠り」という上映コンセプトもバッチシはまったし、交流タイムも楽しく過ごせたし、そんなに赤字にならなかったし(黒字にするためにはもうちょっと集客がんばらないとダメ)、いいことづくめの上映会でありました。
近々、次もやるよ!
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