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館長の立ち上げ日記

「タレンタイム」プロモ&短編映画祭in仙台2日目

早朝から県民会館と市民会館にチラシを預け、バレアレックコーヒーロースター(※1)でモーニングコーヒー。
同い年のマスターとしばし映画談議。お客さん方とも雑談して朝からいい気分にセッティングできた。
berry3(※2 ベリー・ベリー・ベリーと読む)でランチ。魚と発酵食品てんこ盛りのプレートが独身者には嬉しい。

ポツポツ雨が落ちてくる中、定禅寺通りをずいっと歩いて火星の庭(※3)へ。早くもコーヒーがキツくなってきたのでココナッツ&バナナシェイクで胃を癒す。本棚を改めて検分したがここの品揃えはやはりいい。まだ上映会を始める前の頃、「ルバイヤート」の豪華本を見つけて即買いしたのがずいぶん昔のことのように思い出される。今日も買いたい本を数冊見つけてしまったが東京に持ち帰る荷物が増えるのを気にして自粛した。何か残念。

再び定禅寺通りを元に引き返してカフェ・ド・ギャルソン(※4)へ。胃がまだキツイのでアッサムティーにした。
SENDAI COFFEE(※5)では、マスターから新しいバイトの子を紹介される。映画配給会社に入りたいので挨拶させておきたいとのことだったので生意気もアドバイスなどをしてしまう。後からこうやって振り返ると恥ずかしいね。偉そうにアドバイスなんかしない人間になりたいです。マジで。

本日計画していたチラシ撒きをすべて終え、いよいよ仙台短編映画祭へ乗り込む。
まずは一番楽しみにしていたホセ・ルイス・ゲリンの短編特集。つごう4本鑑賞したが、1本目と2本目は不覚にも寝てしまう。こんなことならもっとコーヒー飲んどけばよかったな。ただ3本目のアパルトマンから飛び降り自殺した男をめぐる住民たちの回想ドキュメンタリー『ある朝の思い出』は、ドキュメンタリーとフィクションのはざまに立つ僕がホセ・ルイス・ゲリンに期待する要素を体現してくれていておもしろく拝見した。

お次は『美しい星』。2度目の鑑賞。
1度目は不覚にもおもしろさを汲み取れないでいたのだが、ようやっと咀嚼できたような気がした。上映後の吉田大八監督と音楽をつけた仙台在住のアーティストである渡邊琢磨さんの対談も楽しく拝聴した(※6)。

プログラム終了後、同じく映画祭に来ていた仙台の映画好きの重鎮である勝山さん、およびプレスアートの梅津さんと立ち話に興じる。そこに勝山さんに話しかける仙台フォーラムの支配人を発見。すかさず名刺を交換し、上映中に客がビニールをガサガサやる迷惑行為をアナウンスで注意していることは素晴らしい!(東京の劇場でそれをやっているのは数えるほどしかない)とかねてから思っていたことを告げることができて心がスッキリ。いつ映画館を作るのかと訊かれて焦ったが…まずは上映会の集客で汲々としている現状から抜け出して次のステージに立たないと、というのが偽らざる今の心持ちなのだがそういう風には答えず曖昧な返しをしてしまったが…

さて、ありがたいことに打ち上げに混ぜてもらうことができた。もちろんそれを期待して終映後もずっと居残っていたわけだが。吉田大八監督と渡邊琢磨さんに近い席をゲットでき(いや、敢えて狙って席をとりに行きましたが)いろいろお話できたのだが、太陽系連合からのお知らせのキメポーズの着地が2回目以降ビシっと静止していない件の理由について訊けたのが一番満足。些細なことですけどね。

二次会は文化横丁へ。
3時近くまでガッツリ飲みました。満足!

※1 まずは朝の一杯、バレアレックコーヒーロースター

※1 バレアレックコーヒーロースターは窓が大きい上に定禅寺通りに面していて、店内に注ぐ陽射が気持ちいい

※2 berry3

※2 berry3のランチプレート

※3 間近で初めて正視した「火星の庭」のオブジェ

※3 「火星の庭」の空間はいつ来ても落ち着きます

※4 カフェ・ド・ギャルソン

※5 SENDAI COFFEE

※5 SENDAI COFFEE。もっと長居したかったけどスケジュールキチキチで…

※6 吉田大八監督と渡邉琢磨さん

※6 太陽系連合からのお知らせキメポーズ!

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館長
館長
夢は映画館!と人前で言うようになってから20年以上が過ぎました。 時間が経つのは早いものです。 2014年にこのサイトを立ち上げ、2015年から仙台で上映会を開催し始め、2018年からは東京でも上映会を始めました。映画関連のイベントやワークショップにもあちこち顔を出してますが、相変わらず映画館ができる気配はありません。ひとまず本サイトのレビュー、もっと一所懸命書きます。フォローよろしくお願いします。

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