投宿先にデカい風呂があり、朝風呂を満喫してからチェックアウト。旅のささやかな贅沢です。
午前中は昨日と同様、サポセンで書き物作業。
ここは飲食も自由でして、昨日妹からもらった食パンを朝食&昼食代りにまるごと一斤バク食い。
最終日のプログラムは『新しい才能に出会う』。
20代の監督がたの作品を3本鑑賞。
3本3様で実に興味深かったし、わたしはこの手の作品を滅多に観ないので、いい経験になりました。
終映後は監督2名が登壇。今泉力哉監督を招いての作品講評となりました。今泉監督の人柄もあって映画と勝るとも劣らぬエンタテインメントなトークショーが繰り広げられました。こういうのも映画祭の醍醐味。
次のプログラムまで少し間があったので、メディアテークが面する定禅寺通り沿いにある「バレアリック・コーヒーロースター」へ。わたしと同い年のオーナーが営む小さなコーヒー店ですが、こちらのコーヒーは絶品。おまけに上映会のチラシを毎回お店に置いてくれるし、上映会のイベントとして開催した交流会にコーヒーを提供していただいたこともあり、実利も含めて(笑)大好きなお店です。
美味しいコーヒーをいただき、映画好きのオーナーとお話しして英気を養いました。
本映画祭もいよいよラストプログラム。
今泉力哉監督の短編4本を立て続けに鑑賞。
なんたる濃密な、充実した時間だったことでしょう。陶然となり多幸感に見舞われただけでなく、「映画とはなにか」という厄介なテーマに無理なく思考が巡ってしまう、なんとも奇妙な体験をいたしました。滅多にないことなんですがトークショーで質問をしてしまいました。自然と。
監督は言葉を選びながら丁寧に答えてくれました。今泉力哉作品は前々から大好きでしたが、今日を境に監督本人のファンにもなってしまいました。
プログラム終了後はさらに図々しく監督に話かけに行き、名刺まで交換させていただきました。
本日も図々しく打ち上げに参加。
メンツは、私のような古株の観客と、実行委員の方々、『新しい才能に出会う』の監督2名と出演者のみなさん、今泉力哉監督。そして仙台フォーラムで上映中の『きみの鳥はうたえる』の舞台挨拶のため来仙していた三宅唱監督が飛び入り参加!図々しさに拍車がかかって既に面の皮が厚くなっていたわたしは、三宅監督の元にソッコーで挨拶に伺い、名刺交換させていただきました。
帰りの新幹線の時間が迫っていたので小一時間ほどしか場にいられませんでしたが、3日連続の打ち上げを大いに楽しんで、宴席を後にしました。
映画だけでなく、様々な人たちとの交流(とお酒)を存分に楽しめた「仙台短編映画祭2018」でございました。
実行委員のみなさん、本当にお疲れさまでした!
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