2017年ももう半年、上半期ベストを書かなきゃと考えているうちにもう8月半ば。
今さらですが、せっかく作品を選んだのでこちらに書かせていただきます。
第5位 『沈黙』
監督:マーティン・スコセッシ
遠藤周作の原作の「沈黙」をマーティン・スコセッシが映画化!ということで、公開が待ち遠しかった作品。場面ごとに丁寧に作られているなと実感。小松菜々さんや塚本晋也さんの演技もすてきでした。
第4位 『たかが世界の終わり』
監督:グザビエ・ドラン
暑い夏の一日、ジワっと汗が噴き出すような濃厚さ。
一触即発で感情が溢れ出す。
激しい人間関係に気疲れしちゃうので、元気があるときにみた方がいいかも。
今回も音楽がエモーショナルで癖になりそう。
第3位 『セールスマン』
監督:アスガー・ファルハディ
『ある過去の行方』がよかったので今回も鑑賞。
なんでもない場面でもハラハラと緊張が続くドラマ。悲劇が報復を呼び、報復がまた新たな悲劇へと連鎖していく。観終わってからもモヤモヤと考えてしまうタイプの映画。
あまり馴染みのないイランの都会の日常を垣間見ることができるのも興味深いところ。
第2位 『哭声』
監督:ナ・ホンジン
ホラーって知ってたら観てなかったよ…。たぶん。でも、事前知識をほとんど入れずに観に行ってよかった。
疑って、惑わされて、集中力使いました。
第1位 『タレンタイム』
監督:ヤスミン・アフマド
ラストの、二胡とギターのアンサンブルシーンがステキで心に残る場面です。
何度も何度も聴いていたい音楽。
多民族の融和を願う優しい歌が心地よく涙を誘います。
そして、タレンタイムを主催する女教師がマツコ・デラックスに似ていると思ったのは私だけではないはず。
次点『ラ・ラ・ランド』もカラフルでステキでした。
『メッセージ』、『ライオン』、『ムーンライト』…観たい映画はたくさんあったけど、全然観れなかった。下半期はもう少し観れるかな。
(C)Primeworks Studios Sdn Bhd
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