(C)Marvel 2015
8月25日(土)
『アントマン』
監督:ペイトン・リード(2015年)
ブルーレイにて鑑賞
『アントマン&ワスプ』公開間近ってことで予習として観ました。といってもわたしはMCUの熱心なファンというわけではありません。唯一『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズだけ好きなんですが、ジェームズ・ガン解雇されちゃって…
それはともかく、本作は意外に楽しめました。たぶんアントマンの中身の人間が好きなのだと思います。
8月29日(水)
『バーバー』
監督:イーサン&ジョエル・コーエン(2001年)
DVDにて鑑賞
コーエン兄弟、そんなに好きってわけではないのですが…なんとなく借りてしまいました。
案の定、登場人物に共感できない。特に、ビリー・ボブ・ソーントン演じる寡黙な主人公の人物像がカリカチュアされすぎ。作劇上の都合で作り上げられた感じに見える。
唯一、スカーレット・ヨハンソンがよかったです。この頃17歳くらいだと思いますが、既に上手い。主人公の目に映る清楚なイメージと、実際全然ちがうキャラクターのギャップをうま~く演じ分けて(極端に演じ分けるのでなく、両キャラクターの地続き具合が絶妙)いました。
8月31日(金)
『高崎グラフィティ。』
監督:川島直人(2018年)
@UPLINK
あまり期待しないで観ましたが、ホンがよくできていて楽しめました。
スクールカーストの上位にいるイヤな奴ら(およびそいつらから蒙る被害)をあまり引っ張らず、クラスの輪からはみだし気味の連中の話を中心に据えたことで、感情移入しやすい青春テイストができあがったように思います。
ただ、街中のアーケードを疾走する男女5人組をスローモーションで捉えるこれみよがしのショットは、やめて欲しかったなあ。
8月31日(金)
『カランコエの花』
監督:中川駿(2016年)
@UPLINK
同日に、北関東高校生モノ(そんなジャンルはないが)を2本観たことになります(本作の舞台は茨城)。
北関東が舞台だとなぜか不穏な気分になり、落ちつかなくなります。きっと入江悠監督作品の影響です。
それはともかく、尺がたった39分なので肝心なところを描ききれていません。
バカな教師が対応を間違えたせいで引き起こされた悲劇、というふうにしか見えず、「なんだよそれ」って気持ちになりました。
しかしあれですね、現代の高校を描く際には、「人を人とも思わぬ下衆な生徒」の存在が必須なんですかね。確かにそういう奴って(高校生に限らず)必ずいるのはわかりますけど、観ててムカムカするんですよね。
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