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8月14日(火)
『女と男の観覧車』
監督:ウディ・アレン(2017年)
@UPLINK
「遊園地の敷地内にある部屋」の造形が最高でしたね。
そして照明が超絶技巧ですばらしかったです。
遊園地に溢れるありとあらゆる光を反映した、様々な色彩と明暗。
これで役者がオーバーアクトでなければ言うことなしだったんですが、ウディ・アレン映画にそれを求めたら求めすぎでしょう。
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8月14日(火)
『2重螺旋の恋人』
監督:フランソワ・オゾン(2017年)
@ヒューマントラストシネマ渋谷
途中から話がサッパリわからなくなりました。
当然のように終映後ネットで解説文を漁り、そこで初めて「そういうことだったのか」と感心する始末。
フランソワ・オゾン作品はいつもこうです。自分の頭の悪さを呪います。
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8月15日(水)
『トラフィック』
監督:ジャック・タチ(1971年)
@シアター・イメージフォーラム
洗練されつくした手つきで繰り出されるギャグの連打を、内心きゃあきゃあ言いながら楽しんでました。
でも、後から振り返ると相当大変な撮影だったはず。鑑賞中はそんなこと微塵も感じさせない。スマートなんですな。
8月15日(水)
『タイニー・ファニチャー』
監督:レナ・ダナム(2010年)
@シアター・イメージフォーラム
山崎まどか氏がラジオで紹介しているのを聴いて興味を持ちました。
パンフにも氏の批評が載ってますが、それが本作の本質を言い当てているように思います(手抜きですすいません)。
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8月17日(金)
『オーシャンズ8』
監督:ゲイリー・ロス(2018年)
@丸の内ピカデリー
サンドラ・ブロック演ずる強盗団のリーダー。
男心と女心の両方とも大きいというか、男としても女としてもカッコよくて魅了されました。
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8月17日(金)
『ウィンド・リバー』
監督:テイラー・シェリダン(2017年)
@角川シネマ有楽町
「雪と静寂しかない」世界で静かに進む出来事。内側にとんでもない爆弾を抱えこんでいることをいやがうえにも感じながら。
そのヒリヒリした極限の緊張感は、思いもかけぬ大爆発を起こす。そこは本当に思いもかけぬって流れだったので、唖然として観てました。
その過程を経て提示された「オトシマエ」を、厳粛な気持ちで受け止めました。
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