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仙台に未来の映画館を創る『館長日記』と『シネマレビュー』

館長の立ち上げ日記

陰ながら応援してる…って

日比谷シャンテにて『ボンジュール、アン』を鑑賞。
ダイアン・レイン演ずる役どころの「50代。子育て卒業。恋のほのかな予感」といった要素を配給会社はキーワードにターゲットを40代・50代女性に定めているはずで、恐らくそれが見事に当たったのでしょう。会場はそんな感じの女性たちで埋まっていました。
個人的には、大好きな「Phoenix」の曲が3つも使われていて大いにアガりましたが。

激しく雨が降ってきたなか、神田に移動。
地元仙台の高校の同窓会。
上映会のことで愚痴を垂れたらある者から「甘えんな」と一喝。
次いで「陰ながら応援してるからさ」と。

出たーっ!
これたまに言われるんですよね。

「陰ながら応援」
この言葉を人に発することの意味はふたつあります。
①私はあなたを具体的にはサポートするつもりはない。
②しかし私はあなたの活動のことを想っている。そんな私のことを憶えておいてね。

自分はあなたに何も携わらないけど、私の価値は認めてねってことですよね。なんて厚かましい!
もちろん悪気はないでしょう。軽い気持ちで人を励ましているくらいのマインドですよ、きっと。
つまり本人は無自覚なんです。
無自覚に言葉を発するという行為が、時に人を苛立たせたり傷つけたりと悪影響を及ぼす可能性があることに、人はもっと自覚的にならなくてはいけない。

自分も人に同じことをやっていると考えて間違いないでしょう。
それに気付けたということで今宵の飲み会は意味がありました。
でも陰ながら応援されている奴に説教されて気分が悪くなったので二次会はパス!

(C)the photographer Eric Caro
ボンジュールアン

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館長
館長
仙台で映画館を開業して、生まれ故郷の発展に貢献したいと思っている50歳です。 50年間、経済的にも精神的にも映画に救われ続けてきたという思いがあります。 ミニシアターを作ることで、ささやかながら映画に恩返ししたいと思っています…といっても何か秘策があるわけではまるでなし。 今できることは、とにかく思いを発信し続けていくだけです!

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