12月7日(金)
K’Sシネマで開催されている、MOOSIC LAB2018の1プログラムを鑑賞。短編と中編を2本カップリングした編成となっており、まずは短編の『ショパンの姉妹』。どこぞのユーチューバーが作ったもののようだが、頼むからYouTubeだけで流しておいて欲しかった。くだらないクリエイターもどきの余技に付き合わされてゲンナリでした。
お次は中編。『月極オトコトモダチ』。本日はこの作品のプロデューサーを務める知人のお付き合いで来たのでした。昨今の自主映画は技術のレベルは商業映画のそれと遜色なくて、それはそれで素晴らしいことだと思うが、技術って見慣れるとどうでもいいことでもあるんだよね。
MOOSIC LABの統括プロデューサーである直井さんにお会いし、先日の上映会のお礼ができたこと(『いいにおいのする映画』はMOOSIC LAB2015のグランプリ作品につき、直井さんが代表を務めるSPOTTED PRODUCTIONの配給作品)は大変ラッキーな出来事だったが…お付き合いも大変です。
12月8日(土)
友人が務める会社で配給している『ぼけますから、よろしくお願いします。』を鑑賞。この作品はポレポレ東中野で上映されていたが、テレビで紹介されたことで(原型はテレビ番組)一気に火が付いて拡大ロードショー。ついにはシネコン展開も果たし、本日はT・ジョイPRINCE品川での初日。わたしは劇場は極力空いてて欲しい派なので、初日なんて絶対足を運ばないのだが、終映後に監督の舞台挨拶があるということで、友人から動員を受けたのでした。
が、本作はすさまじく心に訴えてくるものがあって、お誘いを受けなければ決して足を運ばない類の作品につき、友人に感謝の念すらおぼえました。
ちなみに司会進行を務めていたのは、本作のプロデューサーであり大島渚監督の息子さんである、大島新氏。
満足感を胸に渋谷へ移動。イメージフォーラムにて、『コスタリカの奇跡 積極的平和国家のつくり方』と『最後の楽園コスタリカ オサ半島の守り人』を立て続けに鑑賞。こちらは付き合いでもなんでもなく、わたしがいま現在最も行ってみたい外国であるコスタリカ関連ということで観に行った次第。内容は興味深かったのだが、両作ともインタビューを中心に構成されたドキュメンタリーとして最も工夫のない手法で作られており、したがって少々タイクツでありました。残念。
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