遡ること3週間前の5月4日。飼っている猫が脱走するという事件が勃発。
幸いなことにその日のうちに無事捕獲することができましたが、以後、猫もわたしもすっかり意気消沈してしまい、しばらく何も手につかなくて、もちろん映画も観ずこのサイトもまったく更新していませんでした。
猫はまもなく元気になったのですが、わたしは今もって無気力状態から脱出できてません。とりあえずリハビリのため脱走前に観た映画の鑑賞記録だけアップしてみます。
4月20日(土)@ユーロスペース
『イタリアにおける闘争』
(ジャン=リュック・ゴダール&ジガ・ヴェルトフ集団)
ゴダール政治の時代の作品特集がいよいよ始まりました。
上映前に支配人の北條さんと、配給元のアイ・ヴィー・シーの方を見かけたので「すばらしい特集をありがとう」と挨拶。
が、前日2時間くらいしか寝てなかったので、ほぼ全編爆睡してしまいました…
4月20日(土)@ユーロスペース
『ジェーンへの手紙』
(ジャン=リュック・ゴダール&ジガ・ヴェルトフ集団)
ジェーン・フォンダへ宛てたただの悪口です。観る価値など1ミリもありませんでした。
こんな作品とっとと焼却処分して、映画史からも消し去ってよいと思います。
4月27日(土)@ユーロスペース
『ママと娼婦』
(ジャン・ユシュターシュ)
ジャン・ユシュターシュ特集始まりました。ユーロスペース大変なことになってます。
上映前に「なんか映画について書いてみる会」のTくんと遭遇。ロビーで談笑する坂本安美さんと東京国際映画祭の矢田部さん発見。
聞きしに勝るとんでもない傑作でした。4時間近くにおよぶ三角関係のしょーもないダラダラ会話を見せられて何でこんなにおもしろいんでしょうか?まったくもって謎です。
4月27日(土)@ユーロスペース
『ブリティッシュ・サウンズ』
(ジャン=リュック・ゴダール&ジガ・ヴェルトフ集団)
正直苦痛。この特集はあと『プラウダ』が残ってますが、もういいです。
4月29日(月)@シネ・スイッチ銀座
『イメージの本』
(ジャン=リュック・ゴダール)
映画って新撮じゃなくても作れるんですね。映画製作の可能性が広がりました。著作権の問題さえクリアーできればの話ですが。
でもこんなのゴダールじゃないと撮れないか。
4月30日(火)@文化村ル・シネマ
『希望の灯り』
(トーマス・ステューバー)
重要なシーンは全て2回繰り返されるという演出が、作品にゆったりとしたリズムと重厚さをもたらしていたように思われます。
佳作。
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