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館長の立ち上げ日記

週間映画鑑賞記4/1-4/8

4月1日(月)
『イングロリアス・バスターズ』(クエンティン・タランティーノ)
DVDで鑑賞
ナチスものは嫌い。ナチスやヒットラーを批判するスタンスをとるのってはっきり言って楽でしょう。そういう位置取りってクリエイターとして手抜きだと思う。タランティーノっていっつも詰め込みすぎで長いんだよね。120分におさめたらそこそこ見れる作品になったような気もするんだが。あと、ロバート・ロドリゲスは役者として顔が決定的に✕。こういう顔をメインで晒すセンスが✕。

4月4日(木)
『マイ・ブックショップ』(イザベル・コイシェ)
@シネスイッチ銀座
イギリスの片田舎のどんよりとした風景がいい。古い家を改装して作った本屋さんの佇まいの美しいこと。
ちっぽけな権力を持つ人間にありがちな、自分のテリトリーにおいて自分の意に添わぬ人間を弾圧するあさましい様。そんな俗物をぎゃふんと言わせるカタルシスでなく、弾圧された者の精神を継承するという描かれ方が素晴らしかった。

4月5日(金)
『キャプテン・マーベル』(アンナ・ボーデン、ライアン・フレック)
@TOHOシネマズ日比谷
派手な銃撃戦のさなか爆睡。睡眠不足が深刻だ。

4月8日(月)
『私の20世紀』(イルディコー・エニェディ)
@UPLINK吉祥寺
わたしの勤める会社の創立記念日で貴重な平日休み。速攻吉祥寺に向かいました。
上映前にサイレント映画ピアニストの柳下美恵さんに声をかけられてびっくり。2回お会いしただけなのに憶えていただいてたという光栄。
この映画の唯一無二な佇まいがかなり好きです。

『岬の兄妹』(片山慎三)
@UPLINK吉祥寺
上記作品に引き続いての鑑賞。こういう題材を持ってくれば注目されるだろうという魂胆があんじゃねーの?みたいな気持ちを持ってしまい、技術的にすごいことをやっているこの映画を心底楽しめなかった。そんな魂胆で映画撮ってるわけないのにねえ。

4月8日。UPLINK吉祥寺で映画を観たあと西荻窪へ。初めて入ったナイスなカフェでしばし映画の余韻に浸る。

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館長
館長
夢は映画館!と人前で言うようになってから20年以上が過ぎました。 時間が経つのは早いものです。 2014年にこのサイトを立ち上げ、2015年から仙台で上映会を開催し始め、2018年からは東京でも上映会を始めました。映画関連のイベントやワークショップにもあちこち顔を出してますが、相変わらず映画館ができる気配はありません。ひとまず本サイトのレビュー、もっと一所懸命書きます。フォローよろしくお願いします。

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