TOHOシネマズシャンテにて鑑賞。
ラストが印象的な作品、とりわけバーン!と終わるのでなくボソっと終わるんだけどそれがスっと心にひっかかるような終わり方をする映画って、いつまでも余韻が残って好きです。本作はまさにそういう映画。
そこに至るまでの主人公の苦渋(自分の娘の死の真相を明らかにしたいのに、米国南部の保守的な社会の中にあって身動きがとれない)がみっちりと描きこまれているだけに、ラストの余韻もひとしおです。
(C)2017 Twentieth Century Fox
The following two tabs change content below.
館長
夢は映画館!と人前で言うようになってから20年以上が過ぎました。
時間が経つのは早いものです。
2014年にこのサイトを立ち上げ、2015年から仙台で上映会を開催し始め、2018年からは東京でも上映会を始めました。映画関連のイベントやワークショップにもあちこち顔を出してますが、相変わらず映画館ができる気配はありません。ひとまず本サイトのレビュー、もっと一所懸命書きます。フォローよろしくお願いします。
最新記事 by 館長 (全て見る)
- 2023年劇場公開作ベスト17 - 2023年12月31日
- 2022年新作公開映画ベスト10 - 2022年12月29日
- 映画と共に生きる映画『春原さんのうた』 - 2022年1月23日