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館長の立ち上げ日記

パブリックドメイン作品の活用を考える~その後の展開~

パブリックドメイン作品を使った上映会の実現可能性を探るミーティング。

まあ、いろいろと克服すべき課題があることがわかりました。

①権利の問題
パブリックドメインといっても無条件で誰でも使えるわけではありません。
めんどくさい権利関係をクリアーした作品のラインナップを保有している権利者がいるということです。
当然その権利者に納得していただけないと作品の上映はできません。

②上映環境の問題
配信で上映するとなると、回線など上映会場の環境が整っていないといけません。

③収益性の問題
ライセンスフィー、配信にかかるコストが未知数。
飲食を提供するならその原材料コストがかかるし、
会場使用料も必要。
以上からお客様からいただく鑑賞料金をいくらに設定するのか?
綿密なシュミレーションが必須です。

④仙台でやると言うこと。
仙台でやるとなると、日替わり支配人みたいな感じで、僕以外に場を仕切ってくれる人が出てこないと定期的な上映は無理。

⑤お客様の興味関心
パブリックドメインは、米国のものなら著作者の死後70年(だったかなぁ?)経過した作品。古い映画をみんな観たいのか?飲食しながらだった商品価値は上がるのか?
つまり魅力的なコンテンツを提供しうるのか?この検討が最も根本的かつ重要です。

本日は以上!

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