腑に落ちる『さよならくちびる』
(C)2019「さよならくちびる」製作委員会 日常生活でも、ちょっとしたことで前向きになったり後ろ向きになったりすることがあるように映画やドラマを見ていてどうにも、モヤモヤすることがあったとき、セリフ1つでそのモヤモヤが吹っ飛ぶことは間々あります。それがわかった時の気分の良さや爽快感も楽しさの1つだったりします。 ...
(C)2019「さよならくちびる」製作委員会 日常生活でも、ちょっとしたことで前向きになったり後ろ向きになったりすることがあるように映画やドラマを見ていてどうにも、モヤモヤすることがあったとき、セリフ1つでそのモヤモヤが吹っ飛ぶことは間々あります。それがわかった時の気分の良さや爽快感も楽しさの1つだったりします。 ...
(c)2018若松プロダクション 演劇の演出助手をしていたことがある。 稽古場での居場所は基本的に劇団の主宰である演出家の隣。ある時主宰から言われたことがある。「僕と君はすぐ隣に座って、同じように役者たちにあれこれ指示しているけれど、二人の間には決して渡ることのできない深い川が横切っているのだよ」と。 どういう状況でそ...
(C)2015「二重生活」フィルムパートナーズ 「尾行」と聞いて心がざわつく。 いやらしい行為ではある。が、自分の素性を知られることなく相手の素行を探るという立場を与えられるとするなら、僕はその誘惑には抗えないと思う。 白石さん(門脇麦)は、修士論文のテーマとして担当教授(リリー・フランキー)から「哲学的尾行」をやって...