Toggle
戦争映画のミニマリズム『ダンケルク』

戦争映画のミニマリズム『ダンケルク』

鑑賞後にまず思い浮かんだのは、これは戦争映画を限りなく娯楽的に描こうという、ノーラン流の実験なのかなということ。 それが証拠に血が出ない。不自然なくらいに。これは凄惨な流血・人体欠損表現によって戦争の残虐性を強調した『プライベート・ライアン』や『野火』(まあ、後者はゾンビ映画に近いが)とは対極のアプローチである。すなわ...

Return Top