壮絶な顔芸合戦に震える『ババドック~暗闇の魔物~』
これはちょっとした掘り出し物だ。 『ババドック』が成功している最大の要因はキャスティング。子育てに疲弊し、徐々に精神を病んでいくシングルマザー、アメリア役のエシー・デイヴィスと、多動症気味な息子のサミュエルを演じたノア・ワイズマンの壮絶な“顔芸”の応酬がなければ、ここまで恐ろしく、厭な後味の残る作品には昇華しえなかった...
これはちょっとした掘り出し物だ。 『ババドック』が成功している最大の要因はキャスティング。子育てに疲弊し、徐々に精神を病んでいくシングルマザー、アメリア役のエシー・デイヴィスと、多動症気味な息子のサミュエルを演じたノア・ワイズマンの壮絶な“顔芸”の応酬がなければ、ここまで恐ろしく、厭な後味の残る作品には昇華しえなかった...